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2010年07月17日
嘘と方便(うそとほうべん)
「嘘も方便」って、よく聞きますね。「嘘」と「方便」、似てるようで全く違うんですよ。
嘘は自分の立場を有利にしたり、話しを面白くするために真実ではないことを言うことです。いい意味では使われません。一方の方便(ほうべん)は仏教用語です。自分のためではなく、相手を目標に近づけるために、たくみにはかりごとを用いること。”目標”に対して”手段”といった意味になるかな。こちらは良い意味で使われます。
ここまでは理屈で判るんですが、実生活ではこの使い分けはなかなか難しいですね。自分を守るためについた嘘が、相手を助ける結果になったり、逆に相手を思いやって良かれと思い言ったことが伝わらなかったり。せっかくの方便が独りよがりになることって結構ありますよね。
それじゃ全部本当のことだけ言ってればいいかというと、それでは世の中が成り立たなくなるような気がします。万人向けの方便なんて無いんだろうな。一人一人を良く見て相手に合った方便を使うようにしなきゃいけないですね。
秘訣は、自分からしゃべらずに相手の話をよく聞くこと。相手の話を充分聞き終ってから、その人にとって目標に近づける方法を考えてあげる。方便は十人十色、千差万別です。
ここまで書いて、気が付きました。わたしには無理です。自分がしゃべらずに相手の話をじっと聞くことがもっとも苦手なのです。
まずは、人の話をじっくり聞けるように自分改造が必要ですね。これができたら、今頃もっと偉くなっていたんだがなあ・・・・・。